
小さなおもちゃ楽器オーケストラとささやくような歌声。雨の日だって 優しい気持ちになれる、パジャマ・ポップ・トイトロニカ!
アメリカ、ルイヴィル出身のshawn james seymourと冨田淑美によるユニット。ポートランドのエレクトロニカレーベル、Audio Dregsからデビューし、childisc、plopからも次々と作品をリリース。今作は4枚目になるアルバム。現在は名古屋に拠点を移しインディー活動を続けている。トラック2"Bedroom Bossa Band"では同じ名古屋を中心に活動をしているオーガニックポストロックバンド、Asanaの浅野裕介がウクレレを弾いている。
lullatoneはおもちゃの楽器やチープな機材を使って素晴らしい音楽を作ってみせた。
このアルバムがキラキラ輝いているように、彼らの手によればおもちゃ楽器だって、チープな機材だって眩く煌めきだす。lullatoneはそんな魔法の視点で音を生み出せる才能を持っている。
その音色はミニマルなプログラミングと有機的に絡みあい、実に穏やかで無邪気で遊び心に溢れた子守唄となって、ドリーミーなトイトロニカを展開していく。冨田淑美のキュートなウィスパーボイスはその小さなメロディーたちに包まれて、ふわふわと浮遊しながら心地よく漂っていく。
lullatoneはライヒやサティの「実験」を「遊び」にして僕らの耳に囁いてくれるのだ。最高にポップで優しく、そして少しデリケートに。 |